ラックとブレイク
最初の1球で、そのフレームの形がだいたい決まります。ラックの構造を知るだけで、ブレイクの狙いが変わります。
01ラックの構造
8ボールのラックは、15球を5列の三角形に並べます。頂点には1番、3列目の中央には8番が置かれます(WIKI)。本作の画面でも、この三角形のラックが確認できます(PH)。
後列の両角には、ソリッドとストライプを1球ずつ置くのが標準です(WIKI)。つまり、ブレイクで後列の角が動くと、どちらの組も転がり出します。ラックの並びを覚えておくと、ブレイク後にどのあたりに球が散るかの見当がつきます。
| 列(頂点から) | 球数 | 配置の決まり |
|---|---|---|
| 1列目 | 1球 | 頂点。1番を置く |
| 2列目 | 2球 | ソリッドとストライプを1球ずつ |
| 3列目 | 3球 | 中央に8番 |
| 4列目 | 4球 | 左右に散らす |
| 5列目 | 5球 | 後列の両角はソリッドとストライプを1球ずつ |
02ブレイクの狙い
手球は、ラックの頂点(1番)に厚く当てるのが基本です。厚く当てると手球がラックに吸い込まれ、そのあと中央方向へ戻ります。薄く当てると手球が横へ流れ、テーブルの端で止まりやすくなります。
パワーは中から強。強く撞くほど球は散りますが、手球の位置が読めなくなります。8番を動かしすぎるのも危険で、8番がポケットの近くに転がると、その後のフレームで早落ちのリスクを抱えることになります。
03オープン台面の考え方
ブレイクのあと、まだ誰の組も決まっていない状態をオープンと呼びます。この間は、ソリッドもストライプも狙えます。ただし、8番を先に落とすと負けという判定はオープン中も変わりません(CG)。
オープンで最初に入れた球の組が、そのまま自分の組になります(CG)。だから、ブレイクで複数球入ったときは、どちらが入ったかを確認してから次のショットを組み立てます。意図的に「入りやすい色」を選ぶこともできますが、最終的に8番まで落とせるかで判断するほうが安全です。
04ブレイク後に残したい形
理想は、手球がテーブル中央付近に残り、自分の組の球がいくつかポケット近くに散っている形です。手球がクッション際に張り付くと、次のショットの選択肢が一気に減ります。
スクラッチ(手球落袋)の扱いは公開情報にありません(不明)。確認できない以上、ブレイクから「手球を落とさない」前提で組むのが得策です。強く撞きたいときほど、手球がラックに真っすぐ入る厚さを選んでください。